時を超えた恋 - 新撰組と毒舌最強少女 -【完】
「それはきっと瑠偉を守ってくれるわ。」
私はペンダントをギュッと握る。
瑠『ありがとう。母さん。』
こんな幸せなときが
私達家族に一時でもあった。
良かった。
「瑠偉…。次に会うのは、あなたが大きな決断をするとき。」
目の前の母さんが徐々に透けてくる。
瑠『決断?』
「そうよ………負けないでね。」
そう言って母さんは消えた。
と、同時に私は目が覚めた。