最愛ダーリンの♥Sweet Kiss♥
新体操でオリンピックに


そんな夢や期待は
その事故で打ち砕かれた。


『普通に歩くことも
難しいかもしれません。』


その宣告に瑠琉はパニックに
なった。
なればなるほど
はぁくんが罪悪感で一杯になるのに
気づいた瑠琉は


思いついたんだ……。



はぁくんを自分のものにする


今がチャンスだって……



入院中 毎日通ってくれた。
一日の授業のノートをとって
説明をしてくれた。


わざとに落ちこんが様子を
見せるとはぁくんは
瑠琉を抱きしめてくれるように
なった。


抱いてほしくて
瑠琉は大げさに悔やんだ。

夢をあきらめても
はぁくんが手に入る方が
瑠琉はうれしかった。


飛んできた両親に
はぁくんが支えてくれないと
死ぬかもしれない
そう演技した。


両親がはぁくんに
何を言うのか予想がついたから



絶対 
私だけのものにする


瑠琉の心に悪魔が芽生える。
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