迷姫−戦国時代
突如若い男が目の前に現れた
男・・・否六凪は神秘的雰囲気を漂わせれば国の当主である男に険しい顔を向けた
「全く、前から告げておるのにお前は警戒心が強すぎる。全く・・某が態々来なければいけないとはな」
「だから言っておろうに、こちらにも都合があるのじゃ」
目の前で繰り広げられる会話の中、美羽は目の前に現れた男に森で聞こえたあの声の主ではと疑いをかけた
美羽の疑いの視線に気づいたのか当主の男に肘で小突く
「ほら、さっさと某の紹介をしろ」
当主である男は深い溜め息をつけば美羽へと向き合う
「桜美殿、こちらのお方は我国の神、六凪様じゃ」
「直接会うのは初めてだな。某は皇朱とは古きからの友でな。
して桜美よ・・・」
刹那
六凪の発した言葉に空気が重くなった
「あやつの件では某からも礼をいう。遥か昔から枇杷と千紫は繋がりが深いが今はもう忘れさられておる。して今宵、再び同盟を結ぼうではないか」
神である六凪からの言葉に当主も納得し頷けば美羽から笑みが溢れた
「有り難う存じます」
「そなたに頼みがある。忘れさられたあの歌・・・樂崋(らくげ)を今一度”あやつら”に思い出させてくれはないか」
そう言葉を残すと六凪は急に居なくなってしまった
(あやつらとは一体・・・。それに樂華を聞いた瞬間、頭痛がしたわ)
「桜美殿」
その声にハッとし、振り替えれば当主である男は頭を下げていた
「我国、枇杷国との同盟を今一度、しては下さらぬか。勿論桜美殿の存在は他国へは口添えせず内密にいたす」
その言葉に美羽の答えは既に決まっていたも同然
「宜しくお願い致します」
静かな夜に聞こえた
確かな約束であった
男・・・否六凪は神秘的雰囲気を漂わせれば国の当主である男に険しい顔を向けた
「全く、前から告げておるのにお前は警戒心が強すぎる。全く・・某が態々来なければいけないとはな」
「だから言っておろうに、こちらにも都合があるのじゃ」
目の前で繰り広げられる会話の中、美羽は目の前に現れた男に森で聞こえたあの声の主ではと疑いをかけた
美羽の疑いの視線に気づいたのか当主の男に肘で小突く
「ほら、さっさと某の紹介をしろ」
当主である男は深い溜め息をつけば美羽へと向き合う
「桜美殿、こちらのお方は我国の神、六凪様じゃ」
「直接会うのは初めてだな。某は皇朱とは古きからの友でな。
して桜美よ・・・」
刹那
六凪の発した言葉に空気が重くなった
「あやつの件では某からも礼をいう。遥か昔から枇杷と千紫は繋がりが深いが今はもう忘れさられておる。して今宵、再び同盟を結ぼうではないか」
神である六凪からの言葉に当主も納得し頷けば美羽から笑みが溢れた
「有り難う存じます」
「そなたに頼みがある。忘れさられたあの歌・・・樂崋(らくげ)を今一度”あやつら”に思い出させてくれはないか」
そう言葉を残すと六凪は急に居なくなってしまった
(あやつらとは一体・・・。それに樂華を聞いた瞬間、頭痛がしたわ)
「桜美殿」
その声にハッとし、振り替えれば当主である男は頭を下げていた
「我国、枇杷国との同盟を今一度、しては下さらぬか。勿論桜美殿の存在は他国へは口添えせず内密にいたす」
その言葉に美羽の答えは既に決まっていたも同然
「宜しくお願い致します」
静かな夜に聞こえた
確かな約束であった