角砂糖なこいたち
さとしのお母さんであった。
私はとっさに
「犬の散歩です。それにしてもさとしくんすごいですね。」
と話しかけた。
すると
「あーさとしは野球しかできないから。うん、みていってよ(笑)」
とお母さんは笑いながら言った。
私は少し見ていると
野球をしている
さとしに引き込まれていった。
次の日になり
「おぃ、お前見に来たんだってな。かぁちゃんが言ってた。」
とぶっきらぼうにさとしが話しかけてきた。
びっくりした私は
「ただ、さとしが練習してるって言ったから通っただけだよ。」
とかんでみながら言っていた。
さとしは照れたように頬を赤らめ
去って行った。
< 5 / 9 >

この作品をシェア

pagetop