角砂糖なこいたち
私はそれから毎週影から
さとしの練習を見に行った。
さとし自身も私を意識し始めたのか
ちょっかいを出し始めた。
私も負けず嫌いで言い返していた。
だが、事件がおきた。
ある日の帰りの会のときに
私の日記帳の中ところに小さく書いた
あいあい傘を日記帳配っていた
さとしの親友たくが発見し
私はからかいの的になって泣いた。

その日を境に私はさとしと話さなくなった。

さとしとはなさなくなり
半年がたち五年生になった。
そのころから
さとしはあいらがすきだと噂が流れ始めた。
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