RED×HEAVEN
「わかってるわかってるって、何が?誰と喋ってるん?」
ルイはきょとんとしていた。
何も知らないルイのそのあどけない表情を見ていたら、胸が締め付けられるような、古傷を抉られるような、そんな苦痛を感じた。
「いや、ただの独り言だからきにするな」
そう言うと、ルイは納得したのか興味をなくしたのか、とにかくそれ以上は何も聞いてこなかった。
ルイはきょとんとしていた。
何も知らないルイのそのあどけない表情を見ていたら、胸が締め付けられるような、古傷を抉られるような、そんな苦痛を感じた。
「いや、ただの独り言だからきにするな」
そう言うと、ルイは納得したのか興味をなくしたのか、とにかくそれ以上は何も聞いてこなかった。