友空物語
次の日
翔一は夏希と河川敷に向かった


夏希とは家が向かい同士なので
よくいっしょに学校に行ったりしていた


河川敷に着くと
すでに
龍太がいて


背中が
全部見えないくらい
パンパンに詰まった
リュックサックを背おって立っていた


その隣には
友ちゃんもいた


夏希「おはよ~」と
龍太達に近づいて行った


龍太は返事がない


友ちゃん「おはよ じゃないよ~」


夏希「どうしたの??」


友ちゃんは
桜の木があるほうを指さした


夏希は
友ちゃんが指さしたほうを向いた


夏希は目をぎょっとさせた

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