幼なじみは俺様彼氏
わかってるよ。




あたしが寂しいだけ。




あたしはいつまで声が出ないの?





『最後に洸輔とぐらい仲直りしたら?』

「ケンカしてねぇし。大丈夫。」





ムリしないでよ…。




あんなに仲良かったじゃん。





「明日見送り来てくれんの?」

『もちろん!!』

「俺泣くかも…。」

『見たい〜!!』

「絶対ヤダ…。」





大好き。




大好きだよ。




嘘でも行かないでって言えたら良かった。




涙も出なくてイライラするばっか。




あたしは…どうしたいの?










ついに、奏汰を見送る時間。




行ってらっしゃいも言えないなんて彼女失格。




「じゃ、行ってくる。ヒマさえあれば帰ってくる。」

「ヒマ出来ないくらい売れろ〜。」

「はいはい。」





行ってらっしゃい…



行ってらっしゃい…




言いたいのに!!





「楓、行ってくるから。」

「…!!」

「メールでもなんでもすぐしろよ?浮気なんか絶対しないし。楓もすんなよ?じゃあな!」




奏汰が行っちゃう!!



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