幼なじみは俺様彼氏
「行ってらっしゃい!!」

「!?…神楽!?」





あたしが言えない言葉を叫んだのは神楽。




後ろには洸輔と郁くんもいる。





「ごめんね、奏汰クン!!」

「頑張ってこいよ。」

「…楓ちゃんのことは任せて?」

「ごめん…ありがと。…じゃ。」





奏汰は後ろを向いて歩き出した。




結局…言えないまま…か。




あたしは何を気にしてるの?




奏汰を送り出すことも出来ないの?





「楓、ごめん。神楽たち、奏汰クンを責めちゃった…。」

「楓の声奪ったのは奏汰だけど、アイツも傷ついてたのにな…。」





わからない。




みんな…奏汰も、声が出なくなったのは奏汰のせいだって言うけど…。




あたしにはわからない。





「楓…帰ろっか。」

「車に乗れ。」





神楽たちに手を振って香保里チャンたちに着いていった。





「楓…。」

「わかってるから。お前の気持ち。」





ありがとう、海クン…香保里チャン…。





あたしは、奏汰がいない毎日をこれからどうするのかな…?





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