幼なじみは俺様彼氏
◎奏汰




飛行機のなか、考えることは変わらない。




楓のことだけ。





最後まで泣かなかった。




良いことなのか?




いつもの楓なら…泣いてたんじゃねぇの?





「楓…。」




でも正直、洸輔たちが来てくれて嬉しかった。




ちょっと…ウルってきたかな…。








数時間後、アメリカについた。




ずっと望んでた場所。




だけど…。





とりあえず俺が住む事務所の寮に向かう。




それなりに良いとこ。




…広くね?



家具付きだし。




さすがアメリカ?





今日はまだ仕事もないし、とりあえず寝ようかな。




あ、そのまえに事務所行かなきゃ…。





事務所に顔出して、日本語なまりの英語であいさつ。



出てきた社長はイケメンなおっちゃん。




「奏汰です。これからヨロシクお願いします。」

「社長から話は聞いてたけどやっぱカッコいいね〜。よろしく。」





あの人、ここでも社長!?




って、アンタも社長だろ…。





「あと…彼女のことも聞いてるよ。大変だったね。」

「あ…わざわざ話したんですか、あの社長。」

「いやぁ〜、KAEも呼んじゃおうかな〜とか思って聞いただけ!!ハハハッ!!」




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