僕の天使に贈る唄

「可哀そう。」

「ツラかったね。」





そんな言葉いらないんだ。





「大丈夫だよ。」

「私がいるよ。」





そういってほしかった。





俺は独りじゃないよ、

って言ってほしかったんだ。





それだけだったんだよ。



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