僕の天使に贈る唄

起き上がった先の窓。


そこから顔を
覗き込んでいる少女。








その顔に見覚えはあった・・・

あった、のだが。







「・・・美音?」




俺はそう聞いた。





確信ではなかったのだ。

一瞬別人かと思ったから。



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