甘めな年下くん☆
ふっと目の前に現れた人影。
顔をあげると、前には
那智。
「どうしたの、溜息なんてついてぇ。」
「なんで居るの?」
「んっ?さっき...聞いてたでしょぉ?」
あたしの目をまっすぐみて、言う。
ドキッ
なぜか胸が高鳴った。
「聞いてないよ!告白なんて。」
あっ...しまった....
そう思った時には遅かった。
「ふぅ~ん...告白ねぇ?」
見た事もないような顔でニヤつく。
那智じゃない。
那智には見えない。
そう思った。