小悪魔術師キス・ディオナ
-ああ、私もおじいちゃんみたいに殺されてしまうの?
…いや!だれか…-
「公開処刑といくか!この竹取の悪鬼那様の物をかっさらっていく不届き者は、みなこうなるんだ~っ!」
「誰か助けて~っ!」
かぐや目掛けて、悪鬼那の凶刃が振り下ろされる!不気味な轟音の死に神がかぐやの頭付近まで迫ったその時!
「私が、代わろう、ただし、お前達にお仕置きをする門番兵の代わりとしてなっ!」
「何だと?」
悪鬼那の鉞が、かぐやの頭ぎりぎりで止まる。そして声の挙がった先に振り向いた。
一瞬にして人だかりが二つに裂け、花道が出来上がる。コツコツと、軽快なパンプスの音だけが響き渡り、その者の存在を強調する。
左頬のキスマークがトレードマーク、ディオナ・スカイヒルド!
「ああっ、お、お前はっ!」
デブは、ディオナの元に、急いで駆け寄り言った。
「よ、よく来たな!な、名前は確かええとディ…ディ…
まあいい!お前がいくら強くても、悪鬼那様に適うわけがないんだ。
さあ、かかってこい!悪鬼那様がお待ち…
ぐひゃっ!」
…いや!だれか…-
「公開処刑といくか!この竹取の悪鬼那様の物をかっさらっていく不届き者は、みなこうなるんだ~っ!」
「誰か助けて~っ!」
かぐや目掛けて、悪鬼那の凶刃が振り下ろされる!不気味な轟音の死に神がかぐやの頭付近まで迫ったその時!
「私が、代わろう、ただし、お前達にお仕置きをする門番兵の代わりとしてなっ!」
「何だと?」
悪鬼那の鉞が、かぐやの頭ぎりぎりで止まる。そして声の挙がった先に振り向いた。
一瞬にして人だかりが二つに裂け、花道が出来上がる。コツコツと、軽快なパンプスの音だけが響き渡り、その者の存在を強調する。
左頬のキスマークがトレードマーク、ディオナ・スカイヒルド!
「ああっ、お、お前はっ!」
デブは、ディオナの元に、急いで駆け寄り言った。
「よ、よく来たな!な、名前は確かええとディ…ディ…
まあいい!お前がいくら強くても、悪鬼那様に適うわけがないんだ。
さあ、かかってこい!悪鬼那様がお待ち…
ぐひゃっ!」