¥時給1000万円


「はいはーい!終了でーすっ!」

投票がなされ即座に開票となる。

この間に怪しい者がいないか永井は捜したが 特に見当たらなかった…
兵士ですら特にいつもの動きに変わりない。

ただただ開票が続いていた。




しかし永井の中では一つ気がかりな点がある。










…なぜか…あと少しで退職できる者が次々と消されている……








永井はそこに意図を感じた…





その時12番テーブルの男が永井を見ては 鼻で笑った。




…とうとう掴めてきたか……。



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