空想メール
《もっと知りたいって

もっともっと知りたいって
思ったんだぁ(。・_・。)

今までの恋は自分のキモチを押し殺してたから

それじゃ ダメだって(ーー;)
もう


逃げたくなかった…》


送信





「うん そしたらね…

彼 結婚してるんじゃないかって…

前に彼の車に乗った時
女の人と子供が写ってる写真が飾ってあったって」



ハルキが結婚してる!?
子供がいる!?

何かの間違いじゃないかと思った

だって まだ21才…
でも 結婚できないわけじゃない

まさか…



「それ… 本当?」


「マユ 彼に聞いてみたんだって

結婚してるの? って」


「そしたら?」



「してないって

それから聞いてないみたいだけど
なんかさぁ…あやしいよ

はやく シオリに言わなきゃと思って電話したの」



「そっか ありがとね…」


諦めるというより
真実が知りたい

結婚してるのか
ちゃんと
ハルキに聞かなきゃって

それから 考えようって


ハルキに対しての
【キモチ】


「あたし
ハルキに聞いてみるよ

電話じゃなくて
ちゃんと会って聞いてみたい」


だって 好きだから…
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