空想メール
第3送信 ハジマル(+_+)

‥苦恋‥

《ドキドキしたよ(>_<)

クリスマスツリ-の下で待ち合わせなんて

したことなかったもん!

なんか恋人同士みたいで

ちょっと照れくさかった

メールがあればなぁ…


メールが…》


送信





クリスマスまで 
まだ2週間もあるのに

町はすっかりウキウキ気分

なのに
あたしのココロは

ズキズキと痛い…



待ち合わせ場所に早く着いた

白一色のクリスマスツリ-は

今のあたしには眩しすぎる

(どうやって聞こうかな…
ハッキリ聞くべきか

遠回しに聞いた方がいいか
どうしよう…)


あれこれ考えてた時間は
いつの間にか1時間もたっていた

遠くから走ってくる
靴の音



『ごめん!待っただろ?』


「ううん 大丈夫!」


いろんなこと考えてたから待たされたって感じがしなかった



『飯 行くかぁ♪

食べたいもの決めた?』



(…忘れてた その前に

このモヤモヤ

すっきりさせたい!!!)


「ごめん…決めてないんだ
食べに行く前に聞きたいことがあるんだけど…

いいかな…」




『いいけど…何?』






「あのさ…

 ハルキって…

 結婚…してるの?」
< 21 / 37 >

この作品をシェア

pagetop