空想メール

‥予感‥

《かなり引いたよぉ(^_^;)

だって金髪にピアスだよ!?

でも 話し方や声は悪くないって思ってた(#^.^#)


あなたは?

私のことどう思ってた?

あっ!やっぱいいや(^^ゞ

聞かない方がいいこともあるし…

そうだよね…?》


送信





目の前を通った白い車は

ハルキのだった

意外なのに乗ってるんだ…


ハルキの車に乗り込むと もう一人 男がいた


『コイツ 俺の後輩のカズノリ』



「こんばんは」



ハルキとは違うタイプで好青年ぽい

マユが狙ってそうな感じがした

当たらず障らず だな



とりあえず あたし達はあてもなくドライブした

しばらく走らせると

「そうだ!
カラオケに行こうよ♪」

ウキウキ気分全快のマユが切り出した


『そうだな〜時間も時間だし  じゃ そうすっか?いい?

シオリ』



一瞬ドキッとした…



シオリ って…



会って数分しかたってないのに


もう呼び捨て?


でも


なんだか心地いい


昔から呼ばれてたような感じがした


…嫌じゃなかった


あたしは皆に
ドキドキがバレないよう




大きく深呼吸した
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