空想メール
《今でも覚える

本当は照れ屋のあなたが

本気で

似合ってるって言ってくれたこと

そして

あなたが言ってくれた

大切な言葉も…


覚えてるよ…》


送信





嬉しかった

ハルキを見ると耳が赤かったから

あたしは何も言わなかった
ただそれだけで十分だったから



ハルキの友達の家に着くと新年会は始まってた

男の子3人
女の子1人

「♪はじめまして♪
私 ミサキです
あなたが…シオリちゃん?」

(キレイな人だな…)

「はい はじめまして!」


「ハルキから聞いてるよ♪
可愛い女の子と知り合いになったって!

あなたのことだったのね」

(え!?
あたしのこと話してるの?
あたしのことを可愛い!?本当!?

嬉しい…)


「早速だけど皆で乾杯しよ♪
カンパーイ♪♪♪」



それから皆でお酒を飲んだ
何時間たっただろう

潰れて寝てしまう人 約2名

ハルキの友達とミサキさん
皆 気さくでいい人ばかりで来て良かったと思った

ハルキも酔ってる感じ


『シオリ…』


「大丈夫!?」


『シオリ…


俺の…女になれよ…



好きだよ…



シオリ…』
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