空想メール

‥秘密‥

《あたしって変なトコで勘が働くけど

肝心なトコでは働かないんだよね(;>_<;)

全く気がつかなかったな

ホントのこというとね

あの時のあたし…



無理してたんだ…》


送信





『おい マユ!着いたぞ』


「…うん ありがと〜

カズノリ君♪電話ちょーだいねぇ♪

あっ!ハ〜ル〜キ♪
また電話するねぇ♪

シオリちゃ〜ん ありがとねぇ〜」



かなり酔っ払ってるのに

あたしたちの車が見えなくなるまで


マユは手を振り続けていた




『つぎは…』


そうハルキが言ったと同時にカズノリ君が

「あっ!俺 コンビニ寄っていきますから

次 右に曲がったら降ります!」



『家の近くでいいじゃん

わざわざ こんなとこじゃなくても

まぁ とりあえず買って来いよ 待っとくから』



「えっ!?

あっ…ここのおでんが美味いって兄貴が言ってたんで
買って兄貴んちに寄ってきますから アハハハ…

じゃ おやすみなさい!」


そういうと急いで車を降り走って行った



うそぉ!?



ハルキと二人きりじゃん!


(どうしよう… 
     何 話そう…)
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