暴走★Boy
「今日は特別だからな」
そう、少し拗ねている様子の斗和。
「うん!!ありがと♪」
そんな斗和に、笑顔で返した私。
「…っ………」
これで今日は、気持ち良く寝れますっ♪
チケットに、ジュース。
ポップコーンなどを買って席につく。
映画が始まると、すぐ画面に集中した私。
始めの5分くらいは、ちゃんと見ていた斗和だったけれどやっぱり。
『つまんね、』
そう呟いて、私の肩に寄り掛かって寝てしまった。
なかなか想いを伝えられない、主人公に同感したり。
切なくて涙する主人公に、もらい泣きしたり。
でもやっぱり、特別になれなくても幸せを感じる主人公に笑顔になったり。
私はいろいろと忙しかった。