クマさん、クマさん。



あれはやばくないか・・・?






チュッ。



「・・・あ」


あの子やっちゃったよ・・・。




「・・・・なんで?」



「なにが?」



「なんで避けなかったの?熊谷くんなら避けれたでしょ?」




一瞬で体が固まった。



「そんな顔であたしを見ないで・・・」



「俺はあなたとは付き合えない。だから避けなかった」



「熊谷くん・・付き合えないから・・・同情でキスしたの?」



「そうだよ」




バチン



「最低」



やばっ。

俺は慌ててドアの影に隠れた。



女の子はクマにビンタを交わすと走って屋上から出て階段を下りて行った。



女の子は涙を流しながら辛そうな顔をしていた。




屋上の中を見るとクマは痛そうに頬を触っていた。



「クックックッ・・・アハハハハ」



その仕草を見て笑いが込み上げた。


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