GOD GAME
その後、僕はシャワーを浴び、再び部屋に戻った。
戻る途中は二人とも無言で、ただ歩みを進めた。
敏さんの冥福を祈り、これからも見守っていてほしい。そんな想いを込めていた。
同時に僕は、このことは誰にも言うまいと決めた。
一生胸の奥に止めておこう。そう思ったんだ。
「部屋に帰ると、みんなはまた寝ていた。
けっこう長い時間出ていたから当たり前か…
僕はバリケードを動かし、寝袋に入った。
「先輩…
大丈夫ですよ?
私はそんなに弱くありませんから…」
きっとまだ起きていたんだろう理沙ちゃんが、呟くように言った。
「もう大丈夫だよ…
心配してくれてありがと…」
僕がそう言うと、理沙ちゃんは、おやすみなさいと呟き寝てしまった。
僕がしっかりしなきゃね…
僕は決めたんだ…
この三日間を絶対生き延びて、最終戦争も生き延びて、絶対に普通の生活に戻るって…
かなり難しいかもしれない。
でも、もしそれができたら、理沙ちゃんに想いを伝えよう。
そう決めたんだ……
僕は、再び目を瞑り、闇の中へと落ちていった。