シークレット・ワード


どんなに辛くても朝は来るわけで…


重い足を引きずるようにして学校へ向かった




夏樹と会うのが気まずくて机に突っ伏して寝たふりをした


「奈緒?」


右側から夏樹の声が聞こえた



「なーお?」


「………。」


「寝てる?」



しばらく黙っていると、夏樹は諦めたみたいに、どっかにいってしまった



夏樹がいなくなったことを確認して顔をあげると、目の前には亜純がいた



「何かあった?市川が見るからにしょんぼりしてどっか歩いてったけど。」


「………。」



私は亜純に昨日の事を話した


< 134 / 251 >

この作品をシェア

pagetop