モテ男と勤勉オンナの【秘】ラブ・ゲーム
俺はまたケラケラと笑った


「しっかし、ガードの堅い女だなあ」


秋が俺から離れると、「ふう」っと息を吐いた


「あっさり葵の彼女にはなったのに、な。賭けをした次の日には、もう…」


ハルが語尾を濁す

視線の先に、南センパイが入ったからだ

試験結果を見に来たのだろう

来なくても結果なんて、わかってるだろうに…


「まあ、俺もちょっとズルしたけど」


「はあ? やっぱりズルをしてたんだな! このやろっ」


ハルが俺の肩をバシッと叩いた


「プレゼント攻撃は、女子には効果絶大っしょ」


俺がハルの肩を組んで、にやっと笑った


「ああっ! そういうズルかよ。なんか南先輩の秘密ネタでもあんのかと思ったのに」


ハルが、頭をガシガシと掻いた


おしえねーよ

お前なんかに…南センパイの秘密を


誰が教えてやるかっつうの
< 45 / 128 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop