モテ男と勤勉オンナの【秘】ラブ・ゲーム
「葵のコクりもズルの一つじゃね?」


秋がぼそっと呟く


「ああっ! そうだよっ。葵がコクるのはズルだろ」


「ああ、あれね。だってせっかくのプレゼントを突き返してくるからさあ。ついつい、焦っちゃって」


「たくさぁ。賭けごときで、コクるって。葵らしくねえよなあ。絶対にコクらずに、コクらせて、振るっていうのが葵流じゃん?」


まあ、今までは、ね

コクるのを待っていたら、南センパイは一生、コクってくれないよ


男嫌いなんだから


容姿だけが取り柄の俺じゃ…賭けは勝てなかったよ


「…てさ。あの賭けって…」


俺が言葉をつづけようとすると、ハルの足が俺の腰に入った


「先輩がこっちを見たって。ヤバくね? 賭けのことバレたかも」


平気だよ、すでに知ってるんだから


「バレてねえよ。俺の格好良い横顔に見惚れてるだけ」


「アホ」と秋が呆れていた

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