モテ男と勤勉オンナの【秘】ラブ・ゲーム
「賭けの勝負ってさ。もうついたんじゃねえの?」


俺の質問に、ハルと秋が首を左右に振った


「いんや、まだ。清い交際が発展したら、賭け金を渡してやる」


「なんだ、そりゃ!」


「ただの金欠男の言い訳だ。俺は、葵が振るのを待ってる。いつもコクッた女子を振ってから…賭け終了だっただろ?」


ハルがにやっと笑う

確かに

今までは、ね


俺に足を開く女に興味なんてなかったし


きゃんきゃんと喚く女がうざかったけど……


俺は成績発表をじっと見ている南センパイを眺めた


「本気になるなよ、葵。ああいう女は面倒だ」


ハルが俺の肩に手を置いて、ぼそっと耳元で囁いた


…何も知らないくせに…

南センパイの心の内を知っているのは、俺だけだ


だから南センパイを理解できるのも、俺だけなんだよ


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