モテ男と勤勉オンナの【秘】ラブ・ゲーム
「元は言えば、貴方がいけないんでしょ! 家に帰りたくないって言って電話してくるから。少しだけって言ったのに」


「夜中に家に上がってさ。『少し』なわけないんじゃん」


にこっと北城君が、屈託のない笑みを送ってくる


あたしはベッドの上で仁王立ちになり、目覚まし時計を北城君の顔面目がけて投げた


北城君の余裕のある笑みに、態度に…口調が苛々する


ひょいと軽く避けられた目覚まし時計はチンと、甲高い音を鳴らして絨毯の上にごろんと落ちた


なんで避けてるのよ!


少しくらい痛い思いをしないと、あたしの気持ちを理解してもらえないじゃないの


「何で避けるの!」


「当たったら痛いから」


「少しくらい痛い思いをしなさいよ」


「嫌だよ。痛いのは好きじゃないし。あ、センパイ、もしかして痛かったの?」


「はあ? 何が?」


「それとも気持ち良かった?」


「なに? 意味のわかんないことばっかり言わないで」


こそこそと聞こえてくるママたちの声に、あたしは顔をあげた

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