白虎連合Ⅳ





「え、名前…?!」


「紫織って名前やんな、あんた」


「あ、うん」







私が思い出したのかと勘違いした紫織は一瞬凄い笑顔を見せて。

それは直ぐに落胆した顔になったけど。




チラ、と紫織を見てタバコを消す。

そして今度は真っ直ぐ紫織を見つめた。








「自分さ、うちの親友やってんて?」


「う、うん!!!」


「ほな何でそんな怖がるん?」


「え…?」


「本間は表面だけの連れちゃうの?」







立てた膝に体重をかける。

そして薄く笑った。






だってそうやろ?

間違ってなくない?




連れが怖いなんておかしいやん。

表面の連れならいらんし。








絵里の二の舞だけはごめんやわ。









.
< 244 / 385 >

この作品をシェア

pagetop