白虎連合Ⅳ
、なんて昔を思い出す。
頭の中で映像が流れ、目の前に映る映像は。
「…表面で、わざわざお見舞いに来る訳ないやん!!!!」
体に降りかかる冷たい液体。
思わず下を向いて、顔は避けたけど。
「冷た、」
結局頭に被った液体が顔に垂れてきて。
拭う気になれない。
ただお茶と書かれた空のペットボトルを持つ紫織を睨んだ。
「何すんねん、いきなり」
「ちょっと頭冷やしてあげようと思って」
「あ?」
「確かにあたしはゆいに謝らなあかんことあるけど、けどな」
「……………」
ペットボトルをゴミ箱に捨て、振り向いた時には悲しげな顔。
それが苦しいと感じた私の心臓は勘違いなはず。
「ゆいが思い出してくれな意味ないねん」
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