芽衣の恋愛論
家に帰るといつものように、夕飯の支度に取りかかる。
簡単な物しか作れないけど。
野菜炒めを作った。
ご飯は一食分ずつ冷凍してある。
このほうが経済的だと由宇君に教えてもらったの。
あとはキムチと納豆をおかずにして夕飯を済ませた。
テレビを付けてソファーでくつろぐ。
天気予報もチェックする。
そのあとお風呂に入る。
お風呂は長くない。
湯船に浸かるけど15分ほどで出てくる。
お風呂から出て髪を乾かしたらベッドに入る。
ベッドで本を読んだり、日記を書いたりしてから眠る。
昨日のページには
“彼氏が出来た。”
と記してある。
(そうだ、将吾君と恋人になったんだ)
改めて思うと照れる。
メールも電話も来ないけどどうしたんだろう。
あたしも過去の恋愛と呼ぶにふさわしくない経験からすると、
だいぶ成長したみたい。
好きとかってよくわからないけど、
将吾君といると楽しいし。
あ、そうだ由美ちゃんに報告しなきゃ。
由美ちゃんに電話かけた。
「おお、おめでとう!!いいんじゃないの?やっぱり近場でまとまるのが。」
と、由美ちゃんは祝福してくれた。
「芽衣は合コンの成果あったね。あたしなんか、あれから連絡取ってるのに、食事にも誘われない。どぉいうことよ!!」
由美ちゃんは怒っているみたいだった。
「あたしのは合コンの成果って言うのかな…。由美ちゃんのは相手が恥ずかしがってるだけかも。」
そう言うと、
「そんなわけない。気がないだけ。返信するのも馬鹿馬鹿しくなってきたわ。」
と言い捨てた。