芽衣の恋愛論


次の日浮かれて出勤した。
由宇に昨夜の電話の話をしつこく聞かせてやった。

由宇も嬉しそうに話を聞いてくれた。

嬉しくて、仕事も楽しい。

この調子なら食事くらい誘えそうだな。

「ねえ、次はいつ電話したらいいんだろ。今日はやめた方がいいよな?」


由宇に聞いてみる。

「ん?ああそうかな。3日くらいあけたらいんじゃね?」

由宇もこの話題に飽きてきてる様子でめんどくさそうに答えてくれた。


「あ、今日由宇んち行くよ!そしたら会えるじゃん!!」

俺はメキメキ、パワーが出てきて。

早く由宇んちに行きたくて仕事をがむしゃらに頑張った。


由宇んちに着いたのは7時頃だった。

見るに見かねた由宇が先に帰ってろと鍵を渡してくれた。

芽衣はまだ帰ってないみたいだった。


由宇んちに入ったけど、そわそわしてテレビ見ても内容が入ってこない。


気になって外で待つことにした。


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