完全秘密主義恋愛♥
ーーーーー
ーー
「「今日はよろしくお願いします!」」
旅館の駐車場にあたしたち中学生の声が響き渡る。
自由行動は京都の町をタクシーを貸し切ってまわるんだ。
もちろん、ルートはあらかじめ決めてありましたとも。
礼をしたときに、頬に緩く巻かれた髪がふわり、と触れる。
バレてない。今のところは。
鋭い女子の皆様はお気付きのようでしたけれどもー。とーっても視線が痛いですけれどもー。
ナッキーはひとしきりあたしの髪を好きにしたあと、あたしをぐるりと見回して一言。
『……惚れる…』
そりゃ、ナッキーに惚れられるほど嬉しいこともないけども。
……
お世辞だわ。
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「「今日はよろしくお願いします!」」
旅館の駐車場にあたしたち中学生の声が響き渡る。
自由行動は京都の町をタクシーを貸し切ってまわるんだ。
もちろん、ルートはあらかじめ決めてありましたとも。
礼をしたときに、頬に緩く巻かれた髪がふわり、と触れる。
バレてない。今のところは。
鋭い女子の皆様はお気付きのようでしたけれどもー。とーっても視線が痛いですけれどもー。
ナッキーはひとしきりあたしの髪を好きにしたあと、あたしをぐるりと見回して一言。
『……惚れる…』
そりゃ、ナッキーに惚れられるほど嬉しいこともないけども。
……
お世辞だわ。