完全秘密主義恋愛♥
分かってるよ。
あたしの説明が下手くそだってことくらい、さ。
「ごめんね、分かりにくいよね。」
はっと宝が黒目を取り戻し、必死にあたしをなだめにかかった。
「う、ううんっ!そんなことないよ!ちょっとあたしらがバカすぎて理解できてないだけだから!」
まあ、それもあながちウソじゃない。
あたしはため息を吐いて宝の机に頬杖をついた。
「あたし教えるのは下手なんだから安藤も宝もマジメに授業聞きなさいよね。」
次、欠点とっても知らないから。
そう言うと、宝は泣マネをしてすがりついてくる。
安藤は別に気にしてる風でもなかった。