完全秘密主義恋愛♥
宝が母親をいさめにかかった。
宝のお母さんは「えーちょっとくらいいいじゃなーい」と、ぷくーっとほっぺを膨らませた。
お母さん可愛いなオイ。
「すみません、また今度機会があれば。そのときはじっくり聞かせてください」
あたしは宝のお母さんにニコッと笑って、それだけ言うと、また食べることに集中し始めた。
「瑆乃、食べたらお風呂入ろう」
宝がお茶をぐびっと飲んでから言った。
「えー!?宝と入るの!?ヤダヤダ!!宝そんだけ細いのにあたしが悲しくなるだけだってば!」
宝のスタイルについては先ほど述べたとおり。
「誰も気にしないから大丈夫ってー。ちょっとやってみたいことがあるんだってー」
宝はあははと笑いながら言った。
「やってみたいことって何?」
「ん?後で言うー」
またかわされた。
なんだか今日は宝はあたしに隠し事があるみたいだ。
たぶん後で言ってくれるんだろうけど、やっぱり気になる。
ま、いっか。
どうせ分かることだもん。
そう開き直って、残りのごはんを平らげた。
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