妖魔05~正道~
前には扉が一つありますね。

「開けたら罠なんて事はないわよね?」

「じゃあ、破壊しますか」

大分減ったのでオレンジ味の魔草青汁を飲んだ後、小型爆弾をセットします。

「入り口丸ごと壊すつもり?」

「小規模に仕上げてますから、問題ありませんよ」

私達は少し離れて、爆破スイッチを押します。

見事に扉が破壊され、開いた向こう側の一室には上に向う階段があるだけです。

「何か、危なげよねえ」

「おや、何かありますね」

扉の隣には、零から九までのキーが存在しています。

「扉を開くキー?」

「おや、案外、中の罠を解くキーかもしれませんよ」

「中にナイフを投げてみてくれない?」

「ええ」

ナイフを生成し投げてみると、ビームが放たれ燃えカスになり消えてしまいました。

「おやおや、この火力ではメザシ料理は出来ませんね」

「料理なんか作ってる場合じゃないでしょうよ」

「そうですね」

野川さんは急ぐという事ですし、罠を回避するのに時間を割く必要性はありませんね。

「じゃあ、天井を壊しましょうか」

「あんた、滅茶苦茶よね」

「では、ここで数字合わせで楽しみますか」

「天井を潰して上に上るでいいわ。っていうか、最初からその提案を出しなさいよ」

「おや、この階に里の上層部の方がいれば、問題があると思ったんですがね」

「それもそうね」

私は天井に小型爆弾で穴を開けた後に、ジェットブーツで上階に向いました。
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