妖魔05~正道~
ティアラ、チョーカー、ピアス、ブレスレッド、リング、ベルト、アンクレットの七つ。

チョーカー、ブレスレッド、リングは俺の近くに存在している。

しかし、他四つは一つに集まっている。

誰かは知らないが、もう集めたというのか。

多分、リングは倒した妖魔が持っているのだろう。

龍姫が妖魔を漁ると、リングを取得する。

「これは、丞ちゃんがもっておれ」

「いいのか?」

「そなたら、問題はあるまい」

俺はリングを指にはめる。

「しかし、神に、なるか」

「ワラワも父上から聞いた話でしかないが、装飾品を全て装着すると原初の者の意志を身に宿し、一体化するという事じゃ」

「単純っちゃ単純だ」

派閥の話よりは解りやすい。

だが、解りやすいが危険極まりない。

「そういや、相殺のコアは」

突然温度を下げた事により、機能出来なくなっている。

「ふう」

ここで、やるべき事が増えた。

あちらさんが神とやらになって何をしようとしているのかは解らない。

今は、こちらに三つあるから、まだ実現はしないはずだ。

「龍姫、チョーカーを俺に預けてくれないか?」

「そなた」

「龍姫が狙われるなんて、考えたくねえ」

龍姫は少し考え、チョーカーを外した。

「自惚れじゃな」

そう言いながらも、俺にチョーカーを手渡す。

「すまない」

「よい、そなたの気持ちは、ワラワを元気にしてくれる」
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