神風

「おはよ。」


「おはよー。」


色んな人の挨拶が飛びかう。


その度にきちんとこたえるあたしの後ろを元樹は歩く。


下駄箱にはいつものように大量の手紙と小包。


よく毎日飽きないな。


あたしは見ずに近くのゴミ箱に捨てる。


かばんを持たせたまま職員室に向かう。


「生きてたらここに通ってたかな。また3人でいれたかな…」


ふいに元樹が言う。
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