神風

「よし、もっかいやるっ!」


立ち直りも早いな。


これなら心配なさそうだな。


さっきまでけっこう痛がってたのに。


「ライは交代したら?そろそろ疲れたんじゃない?」


「じゃあ、俺やるー!」


元気な裕也が立候補した。


「けっこうきついよ?」


「毎日やってるから問題なし。」


トントンとリズムよく階段を下りて行った。
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