神風


「まーだ?」


まだお着替え中だったご様子。


男子のくせに遅い!


「どーぞ。ってまさか同じ部屋?」


「そう。部屋の数足りないんだって。」


「ふーん。でも、ここの部屋他校の男子もいるよ。」


「かまわないよ。大勢の方が楽しいじゃん。


んじゃ、絶対覗かないでね。」


最後に念をおしてあたしは部屋に入った。


どうやら4人部屋だ。


ベッドが4つある。

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