アクセル。
「あ、そうです。でも、花瓶ないみたいですね…;;このままこの辺に置いてもいいですか?」


もっと、気の利いたこと言えれば良かった。



売店に花瓶って売ってるのかな…?



「あとで他の患者さんに花瓶を借りるわ。ありがとう。」



篤美さんは至って事務的に言う。

他の患者さんは見当たらなかった。

6人部屋と言っても、使用されているようなベッドは、篤美さんの他に2つしかなかった。



「今度、俺が新しい花瓶持ってきてやるよ。」



あっくんは気づいてそう言った。




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