Light desired ~希望の光~





ミラはファリーが困惑していることに気付いた






「…ファリーもしかして私がデートの誘いでもしてるんじゃないかって思ってる?」





ミラはすごくいやな顔をして言った


その言葉にファリーは心の中を読まれたのかと思ってびっくりした







「へっ!?…違うの?」





ミラは自分が考えていたことと同じことを思っていたことに手を顔に伏せた




「違うに決まってるじゃん!!!今夜誘ったわけはもっと怪盗シェイドのことを聞きたいから!ここじゃぁ時間もかかるし立って話しなきゃダメじゃんか!だから食事でも行ってゆっくりと聞きたいの!!」




「…まぎらわしいこと言うなよな そんなこと言われたら勘違いの1つや2つぐらいするだろ」




「ふっよく考えてみてみなさいよ いくらファリーの顔がいけてもその性格に私が惚れるとでも??」




「…っ悪かったなバカで!!」



「あら!バカとは私言ってないわよ 自分でバカと言われたって勝手に思ってるだけでしょ ということはファリーは自分のことバカって思ってことね」



「はぁ~そうですよ俺はバカですよ」






ファリーはこれ以上ミラに言ってもかなわないと思い反論するのをあきらめた








「それで、今夜あいてるの?」


「あぁ、あいてるよ何時にどこに行けばいい?」


「それじゃあ、7時に警察署の玄関にきてね」


「はぁ~わかったよ」


「じゃあね~今夜絶対に来てよ~」







ミラはそう言って喜んで仕事場に戻って行った




ファリーはやっとミラに開放されて疲れたのか大きく背伸びをした






(仕事もまだ残っているし俺も仕事に戻ろうか)








ファリーがそう思っていると後ろから副部長のベユがやってきた



































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