Light desired ~希望の光~
「やっと見つけた」
どうやらベユはファリーのことを探していたらしい
「どうしましたか副部長」
「お前のことを探していたんだよ」
「俺のことっすか!?」
ファリーは他に何かしでかしたのだろうかと頭の中の記憶をフル回転して原因があったか探している
「お前たちの罰のことだ」
そのことを聞いてファリーは何の罰を受けるのかドキドキしていた
「まず、反省文を50枚書いてもらう 次に罰掃除だ1ヶ月全てを掃除してもらう あとは、書類倉庫の整理を全てやってもらう これが今回の罰だ」
ファリーは聞いたとたんに肩を落とした
(反省文50枚って多すぎるよ…はぁ…この先が思いやられる…)
「先にアウシに言ったからたぶん、もう取りかかっていると思うよ」
「わかりました
急いでやってきます」
ファリーはバタバタと走って反省文を書きに反省室に行った
ベユは走って行く後ろ姿を見ていた
その顔はなぜか悲しい顔でファリーを見つめていた
(…怪盗シェイドを捕まえる心意気はいいけれど周りのことを気にしてほしいな…でも、危ないことをしなければそれが一番いいんだ…)
ベユは頭をかきながら仕事場に戻った