Light desired ~希望の光~





「おぉララリではないか」



入ってきたのはガウッサの孫ララリだ




「探してたんだよじいちゃん!!」

「いらっしゃいララリちゃん」

「あっこんちは~ハウリ!!」

「こらっハウリ君のことを呼び捨てで呼ぶなと何回もいっとるだろうが」



ゴツッっとガウッサはララリの頭を叩いた



「いった~い(涙)なにすんのよじじい!!」 

「わしはまだまだ元気だい」

「わけわかんねーよ!!」

「がははははっ」

「はぁもう頭がいちゃってるよ… そうそう、母ちゃんが戻ってこいだってさ」

「そうかもうこんな時間だったか」

「ハウリ君今回も付けでたのんでいいかの?」

「いいよ 常連さんじゃなかったらやってないよ付けなんて」

「ごめん!ハウリ!今度金が入ったら払いにくるから」

「わかってるよ」

「それじゃ、わしら帰るとするかの」




よっこらせっとジェイダ達は腰をあげた





「では、また行くからのぅ~」


「またサービスするからな~」


「ありがとのぅ~」








チリン チリン







扉に付いている鈴をならし
ジェイダ達は出て行った





店の中には客がいなくなった









シェイドはさっきまでガウッサ達が座っていた机をふき始めた


すると調理場からケイトが出てきた

ケイトは数枚の紙を手に持ってきた





「ハウリ今日はもう客はこねーと思うから休んでいいぞ」

「…全然客がこないじゃんか!別に手伝わなかってもよかったんじゃね?」

「俺は接客が嫌いだからやりたくねーんだよ」

「接客が嫌いだったらレストランしようと思うなよ!!」

「これが楽だと思ったんだよ」

「仕事は全部しんどいんだよ!」


「休むんだったらこれに目を通してから休んどけ」




ケイトは持っていた紙をシェイドに渡した










「これは?」














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