Light desired ~希望の光~



次の日

ファリー達は出勤した直後にダイス部長から



「ファリー!明日、仕事入ったからな!」


と言われたらしい

怪盗シェイドのことだから喜んで来たらしい

ミラもファリーと同じ理由で警備の仕事になったらしい




美術館にも警官が言っていた鳥が来て、手紙を置いて消えたらしい












(ファリー警官の話を聞くところアクアは無事に届けたんだな…)


ファイーは怪盗シェイドの話をすると周りのことが見えなくなってしまう

シェイドは話をあいまいに聞いていたことにも、気付いていなかった




「…と、言うわけで俺達はここへ怪盗シェイドを捕まえにきたんだ」



「わーすごいですね!もしかしたら俺、怪盗シェイドに会えるかもしれないってことか!」


「そうかもな
ということで怪しい人を見つけたら教えてくれよな!」


「はい!(…教えるわけないよ)
よかったら焼き鳥食べますか?」


シェイドは、まだ焼いていない鳥の串刺しを手に持った

話し込んでいる内に、ケイトがいい感じに火がついたのだ




「お!いいのか?」


シェイドはファリーに手を出し、そしてにっこりと笑って、まいどあり!と言った
ファリーはその手に指をそっと指した

「…金とるのか?」


ファリーの顔がひきつっていた
その時ミラは横であははっ一本取られたわね!と腹をかかえて笑った


「商売ですから」


ファリーはしぶしぶとポケットから財布を出し、シェイドにお金を渡した
そして焼き鳥2本分のお金をシェイドに渡した


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