Light desired ~希望の光~



「ついでにミラの分も買うよ」


「あら!ありがとね」


ファリーは丁度2本の代金を支払った
シェイドはお金を受け取り、ポケットにしまった



「ちょっと待っててくださいね」


シェイドは焼き鳥を焼き始めた

ジューといい音といい香りがし始めた




「もしかして私たちが一番の客?」


「いえ、違いますよララリちゃんが一番初めに来てくれました」


「あっそうなんだ!ララリちゃんと最近あってないな~会えるかな?」


「ララリ?」

ファリーは誰そいつと言う顔でミラに聞いた



「ララリちゃんは私の伯父の孫」


「…ふ~んそうなんだ」


「興味なかったら聞かないできれる?」


はははとファリーは笑って誤魔化した






「はい!出来ましたよ」


シェイドは焼きたての焼き鳥をファリーとミラに渡した



「おいしそうだな!」


「本当!いい匂い!」



ファリー達が焼き鳥を食べている時


シェイドは迷っていた



(今、ファリー警官と美術館にいったら怪しまれずに中を探れるかな?
…どうしよう、やるかやらないか、これは賭けだな)





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