蜜に恋して
「と、いうわけでぇ〜っおおさまげぇ〜むっ!!おおさまだーれだっ?」
コノミのパパが経営するお好み焼き屋で食事が始まって二時間。
いろいろな会話で盛り上がって、無断で取ってきたお酒を飲んでいるコノミは完全に出来上がっていた。
「こ、コノミそろそろやめときなよぉ…。」
「きーこえなぁーいっ。ほらほら、引いて〜!!!」
(か、会話が成り立たない!!!)
無理矢理引かされた棒には5の文字。
運よくこれまでの王様のご指名には当たっていないが、ひやひやさせられるものがある。
「いや〜ん♪コノミが王様っ!!!」
どうだ、とばかりに最後に残ったコノミの棒には赤い印が付いていた。
お酒を飲んだ子たちは煽るように盛り上げているが、
こっちの身になってくれ!(涙)
「じゃあねー、1とぉ…5がぁ……」
「…コノミ?」
「もー眠いぃ〜っ!1と5はラブラブにゃんにゃんしてくださーい!かいさ〜んっ…Zzz」
な、なんてやつだ!
自分が眠いから解散って…。
てゆうか、5って今言わなかった?
え?1と5がなんだって?
「1と5だれだー?」
「はやく言えよ〜。」
自分ではなかったと安堵し始めた者たちが騒ぎはじめる。
(や、やば…!!!)
「あ、あのーう…私そろそろ帰っても「あ、蜜ちゃん棒落ちたよ。」
そろそろと立ち上がったところで、ころころ…と魔の棒が明かされた。