Love Slave
「うぐっ・・・・・」
カシャーンッ
扉まで吹き飛ばされる。大和の拳一発で。伊達眼鏡も落ちる。
「・・・・お前の恋愛事情なんぞ興味はない。ただな、俺の物には手を出すな」
「俺の物、か・・・・」
壁に伝いながら立ち上がる。思いっきりぶつけてしまったらしく、軽い脳震とうを起こしている。目の前がふらつく。
何気なく口許に手を添えてみる。
人差し指と中指に赤い液体が付いた。出ているところを舌でペロッと舐める。血の味がする。
ここに来て3度目のため息をつく。
「殴りかかってくるとは思っていたけど、本当に殴ってくるとはねぇ・・・・。僕の美貌に傷をつけるなんて、ただじゃおかないよ」
大和が言っていた副会長のナルシスト説は本当らしい。メガネを拾い、ちょっと気取って掛ける。
「そんなに彼女の事が大切なんだ?」
「お前にとってもか?」
「もちろん、生徒会って意味も一人の女性という意味も含めてね」
これこそまた殴ってくると思ったが、大和は睨みつけるだけだった。
言い争いもなく、殴り合いもないので数分間は冷戦状態。
「あのツイートの後、アクセス数がすごくて炎上しちゃってね、削除はしておいたよ」
「・・・・・・」
大和は振り向きもせず、パソコンを起動させる。
すると、小さくコンコンとノックの音が聞こえてきた。
「失礼します」
アルターレがお辞儀をして入ってきた。彼はすぐにこのピリピリした空気を感じ取った。
「あの、次の議題について相談があったのですが、またのちほど来ますね」
これ以上ここにはいられないと判断し、また一礼してここを去ろうとする。
「待て」
扉を閉めようとしたが、大和の掛け声でピタッと止める。
「はい・・・何でしょうか?」
「新聞部に伝えておけ、生徒会棟の入館を許可すると。そして、取材を受けると」
カシャーンッ
扉まで吹き飛ばされる。大和の拳一発で。伊達眼鏡も落ちる。
「・・・・お前の恋愛事情なんぞ興味はない。ただな、俺の物には手を出すな」
「俺の物、か・・・・」
壁に伝いながら立ち上がる。思いっきりぶつけてしまったらしく、軽い脳震とうを起こしている。目の前がふらつく。
何気なく口許に手を添えてみる。
人差し指と中指に赤い液体が付いた。出ているところを舌でペロッと舐める。血の味がする。
ここに来て3度目のため息をつく。
「殴りかかってくるとは思っていたけど、本当に殴ってくるとはねぇ・・・・。僕の美貌に傷をつけるなんて、ただじゃおかないよ」
大和が言っていた副会長のナルシスト説は本当らしい。メガネを拾い、ちょっと気取って掛ける。
「そんなに彼女の事が大切なんだ?」
「お前にとってもか?」
「もちろん、生徒会って意味も一人の女性という意味も含めてね」
これこそまた殴ってくると思ったが、大和は睨みつけるだけだった。
言い争いもなく、殴り合いもないので数分間は冷戦状態。
「あのツイートの後、アクセス数がすごくて炎上しちゃってね、削除はしておいたよ」
「・・・・・・」
大和は振り向きもせず、パソコンを起動させる。
すると、小さくコンコンとノックの音が聞こえてきた。
「失礼します」
アルターレがお辞儀をして入ってきた。彼はすぐにこのピリピリした空気を感じ取った。
「あの、次の議題について相談があったのですが、またのちほど来ますね」
これ以上ここにはいられないと判断し、また一礼してここを去ろうとする。
「待て」
扉を閉めようとしたが、大和の掛け声でピタッと止める。
「はい・・・何でしょうか?」
「新聞部に伝えておけ、生徒会棟の入館を許可すると。そして、取材を受けると」