Love Slave
午前6時。辺りはまだ薄暗い。
私はまだ寝ぼけていた。まだ起きる時間じゃない、そう思っていた。


ジャーン・・・・・


突然、頭上からアラームが鳴った。会長の音声が入った目覚まし時計が。


[起床時間だ、我が奴隷よ。早く起きろ、起きないと・・・・犯そうと思ったが、A65を襲っても価値はないか。でも起きなければ、殺すぞ]


滅茶苦茶寝起き悪っ、この目覚まし時計。
眼を擦り、シーツに目ヤニが零れる。


「んー・・・・・?」


あくびをしながら、ふと気付く。いつの間に布団の中に入ったんだ?記憶にない。
直前まで国語のことわざを教えらていたのは覚えてる。それ以降は全く。
20畳はある部屋。生徒会棟の中であるのは確か。


「やっと起きたか」


会長がノックをせず、部屋に入ってきた。もう普段着に着替えている。


「お、おはようございます・・・・。あの、ここって・・・・」


「俺の休憩室兼試着室だ。ったく、勉強してる最中に眠りやがって、運ぶの大変だったんだぞ」


「ご主人様が運んでくれて・・・・」


「胸ないくせに、重いのな」


「胸は余計です!!」


朝っぱらから腹立つ!悪かったな、胸なくて!!


「さっさと朝のレッスン始めるぞ。寝ぐせ直したらな」


細目で全身鏡を見ると、髪の毛がそこら中に逆立ちをしていた。


「ぎゃああああああ!!」


直すのにかなりの時間を費やしてしまって、早速怒られた。早朝でまだ脳は熟睡中。うとうとと頭を揺らしてたら耳元で、


「しばくぞ」


と脅されるのを繰り返しながら勉強を続けた。
朝食を終えた後、会長から5冊のノートを渡された。パラパラとめくると、テスト範囲までの手書きノートだった。


「赤点取ったりしたら、許さないからな」


睨まれた時、目が少し充血していたのが分かった。


(もしかして、徹夜でこのノート作ってくれたとか?)
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