夏の空は蒼く輝く
教室に戻り
リョウが私に飛びついてきた
「ハナ!!どうだった!?」
「えっ・・・告白されたけど。」
「それで?」
「・・・断った」
リョウはガックリうなだれた
「なんてもったいない・・・
あの先輩はサッカー部のエースで
モテ男№1の人だよ?!」
リョウは私の肩を抱き
前後に揺らした
「いや、でも良く知らない人だし」
モジモジしながら言うと
リョウはピタッと止まって
私の目を見た
「ハナ!あんたは可愛いんだから
もっと自分に自信を持ちな?」
リョウの目はいつになく本気だった
「う、うん・・・」
私は曖昧な返事をして席に着いた
「ハナ・・・」
小さな声で呼ばれたから
誰かと思って振り向くと
そこにはツバサくんが立っていた
「ツバサくん?」
ガラガラガラ
「うぉーい、席に着け!」
先生が入ってきたので、
ツバサくん何も言わずに
席についた